神戸の小高い丘にある小さなプロテスタント教会
クライストチャーチ神戸

証言・保母(24歳)MNTさん

■枯葉だって愛されている



昨夜の地獄は、ハレルヤ!今朝の天国



とにかく布団に入って、ずっと眠りたい日が続いた。
起きているときは、「どうして人は生きるんだろう」「何のために生まれてくるんだろう」と考え込んでしまう。
何をしても楽しくない。ただ眠りたかった。どうしてこんな気分になるのか、自分で分からなかった。
牧師先生が「思っていることを全部、神様に言ってごらん」と言われた。
パズルみたいに、小さくバラバラになった心の中の言葉を一つ一つ子供のように話した。バラバラで短い言葉を、一つ一つ子供のように神様に話した。そして、ワーン、ワーンと子供のように泣いた。
力がなくて、動けなくて、寒くて、小さく丸まって、眠った。
次の日、目が覚めると、私はとても元気だった。
昨日と同じ、私は一人なのにちっとも寂しくなかった。
元気モリモリ・・・散らかった部屋をテキパキ片づけて、おいしい朝食をモリモリ食べて、たくさんお洗濯をして、意味もなく嬉しくて、幸せで、感謝にあふれていた。
買い物に行くために外に出た。
春の日差しを浴びて、色々な種類の雑草がピーンと立って風に揺れている。
私はもう、嬉しくて嬉しくて、愛しくて愛しくて・・・
コンクリートの上を歩くアリ、まる虫、風に揺れる木々、川辺に飛んでくる鳥、明るい日差し・・・
嬉しくて嬉しくて、愛しくて愛しくて、顔がニコニコしてしまう、神様に感謝して。
広い道路に枯れ葉が一枚、カラカラと音をたてて転がって行った。
それさえ愛おしい。とても大切なものに見える。
そうだ、神様はこの世にあるもの全てを愛して下さっている。
いらないものなんて何もない。何もしなくたって、いるだけで愛してくださる。ハレルヤ、愛されている。それだけでいいじゃないか。




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