神戸の小高い丘にある小さなプロテスタント教会
クライストチャーチ神戸

証言・婦人(55歳)NMYMさん

■人の争いを和解させる不思議な神の力



 私のことを「ダメニンゲン」と思っている人がいました。今まで、何度かあったことですが、ある日、ものすごい侮辱の言葉を浴びせかけられました。
 あることがあって、その人への怒りが湧いてきました。同時に、自分が過去にしてきたことへの罪の意識が湧いてきました。私は祈りました。「神様、助けてください。この怒り、この罪責感を取り除いてください。自分も人も責めたくない。清い心で生きたいのです」
 ずいぶん楽になるのですが、完全に消えていくことはありませんでした。苦しくなって、牧師さんにうち明けました。

○○○

 「人は皆、罪を犯して生きています。神の前で正しい人は一人もいません。あなただけが罪人ではありません。あなたを侮辱した人も罪人です。だから、あなたを侮辱できるのです。
しかし神様は私たちを愛しておられます。
 あなたは怒りと罪責感から自由にされます。また、あなたを侮辱した人をその高慢から自由にされます。イエス・キリストの神はあなたの神であるだけでなく、あなたを侮辱した人の神でもあります。両方に善をなして下さいますよ。
 ですから、あなたは『自分の怒りと責める心を捨てる』と主イエスの御名によってきっぱりと言いなさい。そして、その人が人の痛みがわかる優しい人になり、多くの人に愛されるように祝福を祈ってあげなさい。神様はあなたの祈りを必ず聞かれます。
 神様はこのつらい経験を通して、そんな不思議な救いの道があることをあなたに示したいのです。神様はそんな信仰によって生きるようにあなたを訓練されるのです」
 そう言って、聖書のある所を読むように言われました。その場所を読みました。
「我が子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。・・あなた方はこれを鍛錬として忍耐しなさい。・・肉の父はしばらくの間、私たちを鍛えてくれましたが、霊の父は私たちの益となるように、ご自分の神聖にあずからせる目的で、私たちを鍛えられるのです」
自分の足で真っ直ぐな道を歩みなさい」と書いてありました。
 神様は私を訓練しておられる。この災いが私の益となるように。神様の神聖(清さと平和)を私たちに与えるために。
神の御言葉がそのように語りかけてきました。
目から涙が溢れました。神様は私を愛しておられる。私たちのことを思う神様の愛が心に押し寄せてきました。

○○○

 気持ちが軽くなり、罪責感も怒りもなくなってしまいました。どこを探しても見あたりません。情けなかったこと、悔しかったことを思い出そうとしても、神の愛が包んで下さっているので、まったく、思い出せないで、なくなってしまいました。不思議なことでした。その人のために祈り始めました。祈りの中で、その人の悲しさ、寂しさが伝わってきました。気がつくと、私はその人のために泣いて祈っていました。
その人に対する私の清い思いは今も変わっていません。それだけでなく、その人が私に対して柔らく、優しく接し、言葉も振る舞いも変わっていくのです。神様、あなたは私たちの救い主でした。私たちを争いから救われました。

TOP